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バイオテクノロジー

最終アップデート: 10月 18, 2007
 

バイオテクノロジーは、従来の技術と最新の技術を多様に融合させたものであり、生体系すなわち生体の有機物あるいはその派生物を利用して、特定の用途のために製品や製法を生み出すものである。

近年の新事業や技術革新に支えられ、インドのバイオテクノロジー部門は急成長を遂げている。そのスキルや技能は急速に本格的なレベルに近づいており、グローバルに存在感を示しつつある。

現在インドでは、325社がバイオテクノロジー事業を行い、上位3社が総売上高の27%を占めている。2006-07年度のバイオテクノロジー産業の総売上高は20億ドル、輸出総額は12億ドルを記録しており、2010年までには、総売上高50億ドルを目標としている。また、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)の創始者でもあるクライブ・ジェイムス会長は、2006年から2015年をバイオテクノロジー分野における「アジアの10年」とする構想をかかげている。

業界の売上高が急増の一途をたどり10億ドルを超え、20億ドルを記録するまでに成長したインドのバイオテクノロジー部門は、ひとつの画期的な成果をあげたといえよう。

動向

  • バイオテクノロジー部門の売上高の多くは、45億ドルの売上高で年率8-9%以上の伸びを示すインド国内の製薬業界から得られると期待されている。国内の開発業務受託機関(CRO)の設立が増加していることが、これを裏付けている。インドでのCRO市場規模は2億5,000万ドルで、前年比30−40%増の成長をみせている。世界の医薬品市場において数量で4位、金額では13位であるインドは、米国食品医薬品局(USFDA)から承認を受けた工場を最も多く有している。
  • バイオテクノロジー産業はこの3年間で30%以上成長している。2007年4-5月実施の第5回バイオスペクトラム - ABLE バイオテクノロジー産業統計(BioSpectrum-ABLE Biotech Industry Survey)によると、2006-07年度のバイオテクノロジー産業の成長率は30.9%、なかでも農業バイオテクノロジー部門は900万エーカーという広大な土地を活用して、50%もの高い伸びを示している。また、輸出額も47%の伸びを記録した。
  • インドのバイオテクノロジー部門への投資額は、2006 - 07年年度に5億8,000万ドルを超え、バンガロールだけでも2億4,390万ドルの投資が、ジュビラント(Jubilant)社、アストラゼネカ(AstraZeneca)社、GEヘルスケア社、バイオコン(Biocon)社といった企業よりなされた。バイオテクノロジー企業が研究開発に費やした金額は平均で売上高の3%であった。
  • 325社に昇るインドのバイオテクノロジー企業のなかで、40%近くの企業がバイオファーマ部門の事業を行っており、バイオサービス(21%)、農業バイオテクノロジー(19%)、バイオインフォマティクス(14%)、バイオ工業(5%)と続いている。
  • バイオテクノロジー産業の売上げの3分の2以上を占めるバイオファーマ部門では、売上高14億6,000万ドル、成長率27%を記録している。バイオサービス、農業バイオテクノロジー、バイオインフォマティクス、バイオ工業部門の成長率は、それぞれ、53%、55%、21%、5%となっている。国内企業が売上げの伸びに大きく貢献し、この5年間で始めて売上げトップ5の企業を全てインド企業で占めた。

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関連資料
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